エクスポネンシャルに変わるのが自然

■転職の多さが、視点の【数】と【つかみ具合】を拡げた

現在の01Switchを立ち上げるまでに、都合3社、グループ内企業での転籍などを含めると5回の転職を私はしています。

フードサービス業のシステム管理、コンサルタント、システム開発会社、製造業、小売業など、様々です。この転職回数の多さは、結果として、同じ事象を見ても、いくつかの異なった視点から見る、ある種の【癖】のようなものを私に加えました。

また、システム関連の仕事も、経営者の膝が付きそうな距離で構想を話すところから、店舗の床に膝が付きそうな距離でケーブル配線や機器配備など行う、上流から最後の流れまで実施してきたことは、事象の【つかみ具合】を様々な立場から捉えることにも役立っています。

視点の【数】と【つかみ具合】は、こうした私の動きの中で生まれてきました。

■象を見る視点を変える、違う視点にスグ動く

象を説明する話はご存知でしょうか?ある人は鼻を触り、長くてよく動く生き物だ、と云います。足を触った人は、がっしりしていて毛が硬い生き物だと云い、しっぽを触った人は、フサフサしている生き物だ、云います。要は「限られた視点でモノを見て判断する面白さ」の話なのですが、これが仕事となるとそうも行きません。

売上が下がった、という事象も、経営者なら新事業開発しないといけない!と考え、営業担当なら「もっと訪問回数を増やそう」と思い、経理課長なら「売上件数データが減って処理時間が減るかも」と考えます。売上が下がった事象も、組織上の立ち位置によって大きく違うということです。

ここで、先程の象の話で言えば、鼻を触っていた立場の人は、尻尾を触り、尻尾を触っていた人は、足を触ることで、新たな見かたが【実感レベル・体感レベル】で変わってきます。これを組織に当てはめるなら<流動性の高い人事異動が、業務活動の視点を増やし、活動の質を上げる>ということになるのでしょう。

ですが、組織が大きくなり、また、過去の延長線で思考するように硬直化すると、人材の活性化は難しくなります。象ならば10歩も歩けば、新たな視点を得られますが、硬直化した組織では、それも出来ない。結果としていつでも同じものしか見えてきません。

■ワークライフバランスからワークライフボーダーレスへ

異動によって視点が変わることで、自身の業務にかけるパワーポイントも変わります。ポイントバランスが変化します。これが活性化につながります。

今、働き方改革と言われ、ワークライフバランスを重視するということが言われます。ですが、本当にそれがいいのか、個人の生き方の活性化につながるのか、というと疑問に思うこともあります。

スマホを誰もが持ち、管理のしっかりした自分のスマホで会社のメールやシステムにアクセスするのも目新しいことでは無くなっています。個人的な友人と、いい気持ちで居酒屋にいても、個人スマホに会社メールが入ります。

個人的な友人との時間は<ライフ>だから、会社のメールという<ワーク>が入ると<バランス>なんか取れるか!となるわけですが、テクノロジーのエクスポネンシャルな加速は、ワークとライフの<境目>を、【自然に当たり前のように】に無くしていきます。

無くなった境目に対応するために新たな会社ルールや制度を後追いで作っているのが現実です。

ワークライフボーダーレス。これが実際です。仕事から人生の楽しみが生まれ、人生で得たものを、仕事にも境目なく、還元して、仕事も活性化する。

バランスを取るのでなく、ボーダーレスに両取りしていく方が、意外に生きやすいという時代になってきました。

社内異動による視点の増加、ワークライフボーダーレスによる仕事と人生の相乗が流れに乗せる施策は、これからの人事政策や経営のスタイルになる、と思います。

■1+1でなく、1x10x100・・・エクスポネンシャル的変化へ

1回の変化+1回の変化=2つの視点ではありません。1回の変化 x 新たな立場で得た10のポイントなら、1x10=10。つまり10倍です。これを重ねると、指数関数的、エクスポネンシャルな変化が、組織や個人の中に溜まっていきます。それが更に、社内で組み合わされば、従来型の直線的思考の業務・経営活動では、予測もつかない、動きが活性化することは簡単に想像できます。

エクスポネンシャルに変化する時代では、個人も組織もエクスポネンシャルに変化していくことが活き活きとした活動の基盤に【自然に】なっていきます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA